原野商法。今の若い方にピンとこない言葉ではないでしょうか?
バブルの頃と言ってもわからないかもしれませんが、日本経済が好調だった昭和の60年くらいから平成の前半までは日本経済は絶好調でした。
そのころには土地の値段は上がり続けるという神話があったそうです。
その頃の日本はリゾート構想があり、憧れの別荘を持つという夢をみなさん持ちました。
「原野商法」とはそんな時代に、夢を逆手に取って山「原野」を高値で売りつけられた方の現状がどうなっているか?をご説明していきます。
今回は原野商法の代表的な北海道の例をあげてご説明していきます。
今回のご相談者は奥様からのご連絡でした。
亡くなったご主人が購入した昭和60年代の北海道の原野でした。
不動産業者から将来はここはリゾート地となり新幹線の駅も近くにできる予定との話をされて将来建物を建てて別荘での生活を夢見て購入されたそうです。
その場所の現在地がココ!
役所に確認をしたところ、やっと場所がわかりました。
かなり時間が掛りましたが、役所の方も図面をつなげて探して頂きました。
で、結果は、、
道路が途中からありませんでした。
なぜ、、こんなところを購入しちゃったんだろ、、リゾート地でもなければ新幹線??って場所です。
でも、夢を持って買われたんでしょうね。。ご心中お察し致します。
もう少し調べてみました。
これが公図と言われる、土地の地図となります。
なんと図面の真ん中下の方に小さく四角い土地がたくさんありますよね!
この中の1筆となります。
さっきの航空写真の〇で囲んだ場所がこんなに分筆されています。
これを複数の方に、原野商法で売りつけていたのでしょうか??
現在では考えられないですが、当時の日本はまだ各地で開発が行われ、山に道路が通って儲かったとか、地上げなどの話がたくさんあった時代です。
土地神話にのせられて購入した、結末がこちらとなります。
役所の方に、こちらでは何か「開発の予定等はありますか?」と最後に確認をしたところ、道路も無く、現在は「原野」もしくは山なので、固定資産税も0円となっております。
もう、何十年も現在の状況のままで、今後も開発などの予定はございません。との事でした。
当社の「不動産引取サービス」にはこのような「原野商法」で騙された?や購入したが建物を建てる前に、バブル崩壊となり、建物を建てないままで管理費や固定資産税のみお支払いの「負動産」化してしまっているご相談が多数あります。
みなさん、お子様やお孫様への相続問題や、土地の管理責任の問題でお悩みです。
今回の奥様も、ご主人さまがお元気な時に購入されたそうですが、ご自身も北海道に別荘を建てるお気持ちもなく、原野を所有してるだけとなり。
子供や孫たちには「負動産」を引き継がせたくないとのお考えで当社にご相談のご連絡を頂きました。
こちらの原野の引取費用は、
固定資産税もは0円で別荘地だったらしいですが、管理会社も当然ナシなので別荘管理費も掛かっておりませんので、基本賞金の35万(税別)でお引取りのお見積りを提出させて頂きました。
当社の不動産引取サービスはみなさまの「不要な不動産」を有料にてお引取りさせて頂きます。日本全国「郵送」のみにて所有権移転を行わせて頂きます。
(取扱地目)
宅地・建物・山林・借地・底地・雑種地・別荘地・原野・墓地など
※田・畑(農地法)の関係で地目が変更できれば引取可能となります。
(具体例)
・場所さえもわからない土地や山林
・道路がない土地(未接道)
・共同で所有している土地建物の一部
・再建築のできない不動産
・古家屋がある不動産
・ガケのある山林
・原野商法でサギにあった原野
・未登記で先祖の名義になっている土地
・固定資産税の滞納がある不動産
上記の全ての物件を引取可能とさせて頂いております。
基本料金は35万(税別)となっております。
まずは、引取が可能かどうか無料相談にてお気軽にお問合せ下さい。
もちろん、お見積もりも無料です。
料金のお支払いは手続きが完了し、不動産の名義変更が終わってからのお支払いとなります。お見積りの金額以外の費用は発生致しませんので安心してご相談下さい。
みなさまの難しい・わからない・どうしようの不安を解消できますようにご対応させて頂きます。当社へのお問合せのほとんどが60代以上の方です。不動産の知識がなく、騙されてしまうのではないかと不安がりながらお電話頂きますが、ほとんどの方が「安心して依頼して良かった」と言って頂けます。肩の荷がおりるお手伝いを丁寧にさせて頂きます。
恵比寿商会株式会社 フリーダイアル0120-794-450
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