今回は農地の問題です。これはやっかいな問題です。

まず、日本には約450万haの農地があると言われています、まったくピンとこないですね。
これは今までの政策の問題もあると思いますし、食料の自給率なんかも関係するのかもしれませんが日本の
国土のかなりの割合の農地がある。って事です。
現在その農地が大変な事になってます。
そう、農業従事者の高齢化の問題です。
農地は所有しているが、もう農業ができない80代以上の方が多くなり、中山間地域の所有者の方たちは土地を貸して農地を維持しているのが現状です。しかし、その土地を借りて農業をしてくれていた方たちもまた高齢化してきています。
そうすると、耕作放棄地と言われる、いわいる放置された「田んぼ・畑」が存在してきている訳です。
日本全体では約10%くらいとなるそうで、大きさで言うと山梨県全体くらいの広さとなるそうです。なんとなく広さのイメージが先ほどよりかは、、って感じですね。
なぜ、そこまで放棄地とお考えでしょうが、農地は特殊な法律「農地法」があります。
簡単に言うと、「農地は簡単に住宅地に変えれません。」なぜ??
農業は日本の大切な産業であり、かつ農家さんを守る為に農地に掛かる税金は非常に安くなっています。それだけ農地が簡単に住宅や他の施設になってしまう事を行政は恐れたのでしょうかね。。
その農地法ですが、簡単に地目を農地から普通の住宅地に変えれない、そうすると売るにも農家さん以外には売れない事になります。近くの営農組合の方々が若く貸せれば貸すことをお薦めします。
どうしても、売れないし、貸せない、これが今の現状です。だって農業しかできない土地ですし、農業で借りてくれる方もいない為です。
これで山梨県ほどの耕作放棄地ができてしまった訳ですね。
さて、ここからですが、農地でなくす方法がないのか?
ここですよね、農地だから一般の方に売れない訳であり、農地でなくしてしまえば良い訳ですが、これが通常であればハードルが高い訳です。
各自治体に農業委員会というものがあります。そちらに農地の転用を願い出る訳ですね。
現在の農地を「今後このように利用するので農地でなくしてください」
その書類は士業の先生方に作って頂き、申請されることをおススメします。
場所が市街地などで、比較的住宅が多く建っている地域なのであれば、スムーズに進むこともありますので、一度ご相談されるのをおススメ致します。
農地でなくなれば、売却もできますし、当社の放置不動産サポートで有料とはなりますが、お引取りも行えます。
恵比寿商会株式会社
フリーダイアル0120-539-894

耕作放棄地をご所有のみなさま、一度ご検討されてはいかがでしょうか?
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